大島渚監督の『御法度』

新選組のゲイを描いた「御法度」

映画『戦場のメリークリスマス』 以来となる監督・大島渚、主演・ビートたけし、音楽・坂本龍一のトリオ復活、松田優作の息子松田龍平の初出演などで話題となった作品です。
衆道(しゅどう)を描いていますが、衆道とは日本における男性の同性愛関係の中で、武士同士のものをこう言います。武士版のゲイですね。

この作品は大島渚の遺作となったもので、司馬遼太郎の短編小説集『新選組血風録』収録の「前髪の惣三郎」と「三条磧乱刃」を原作として、新選組を男色の視点から描いた幕末の京都を舞台にした時代劇です。
今、すごい活躍をしている松田優作の息子松田龍平のデビュー作でもあります。

新入隊士の美男剣士加納惣三郎が、同期入隊の田代彪蔵に衆道の世界へ引き込まれます。最初はこれを拒んでいた加納もやがて衆道にのめり込んで、淫乱な妖婦の如くになり、土方歳三と沖田総司によって粛清されるまでを描いています。
新選組の統制を乱したことを理由にして殺されるわけです。
新選組をゲイの視点で描くのは、一見してナンセンスなようですが、史実では、実際に隊内で男色が流行したことが記されている文献も残っていてウソではありません。異色の作品だと思います。

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