LGBTの方の結婚式②

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平等な式をみんなに

大地さん(40)=仮名=と会社員の里美さん(34)は神奈川県のチャペルで両親や友人らを招いて結婚式を2014年11月に、挙げた。
2人が腕を組みLGBTのシンボルカラーである虹色のリボンを振って祝福する参列者の間を、素敵な笑顔で歩いた。
タキシード姿の大地さんとウエディングドレス姿の里美さんは、パッと見、男女のカップルに見えるが、大地さんは戸籍上は女性だ。
体は女性だが心は男性という性同一性障害のため結婚は法律上できず、挙式も半分諦めていたという。

それでも「自分たちの幸せの形を親に見てもらいたい」と式へのこだわりがあった。
理解のある式場がLGBTの生活支援を手掛ける「Letibee(レティビー)」(東京都品川区)の紹介で見つかった。
式場を運営する「ブライダルプロデュース」(横浜市)の担当者は「もともと結婚式はオーダーメードなので、性別は意識せず、
どうすれば二人の希望がかなうかを一緒に考えた」と話す。2015年5月には別の女性カップルも式を挙げた。

Letibeeは2014年4月の会社設立以来、LGBTに協力的な式場を開拓している。現在は首都圏の数社と提携。その一つ、
「八芳園」(東京都港区)も「すべての人に平等に結婚式を挙げてもらいたい」とし、衣装はドレス2着でもタキシード2着でも組み合わせ自由とのこと。
これまでに男性カップル1組が式を挙げた。

式場側には、「新郎新婦」とは違った呼び方の工夫や、トイレや更衣室への配慮のほか、二人の門出を複雑な思いで見ている親族のケアも求められるという。
親子の距離を縮めるような演出も重要になってくるそうだ。

大地さんの両親は式の間ずっとうつむきかげんだったが、披露宴で大地さんが感謝の手紙を読み上げると、式後に「なんとなく分かった」と納得したそうだ。
「法律婚ができないからこそ、式がけじめになり、親も納得してくれた」と二人は声をそろえる。

一方、宗教上の理由で式の内容を変更しなければならないこともある。
ホテルグランヴィア京都(京都市下京区)では昨年からLGBT向けに仏教の寺院と提携した結婚式プランを設定し、既に2組が利用した。
男女のカップルと同じ手順を踏みたいという希望に沿うため、各式場ではウエディングプランナーらが知恵を絞っている。

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